2005年9月25日 反省2

  9月4日、JBBF東北北海道選手権大会に出場しましたが、予選落ちしました。皆様のご期待に沿えず、申し訳ありません。以下では、赤い字で書いてある反省は確信のあること青い字で書いてある反省はそうではないかと疑いを持っていることです。

 1週間前になると、トレーニングは極端に変える。使用重量は通常の40%程度、1日に全身をトレーニングし、各筋群に2セットとして、サーキットでやる。これは、蓄積した疲労を回復させると同時に、グリコーゲンを消費することを目的としている。ところが、2日目には上腕二頭筋、三頭筋に疲労が溜まり始めたので、3日目(水曜日)からは上腕のトレーニングはやめることにした。
 1週間前の時点で、仕上がりは全然間に合っていないままだった。ここで、また大きな間違いを犯した。水を抜いたら多少マシになるかと思ってしまった。水をいくら抜いたところで皮下脂肪は減らない。そもそも私は水抜きはあまりやらない。ひどい汗かきで、小便も多量に出る。一晩寝れば、かなり抜ける。そこで、水抜きは金曜日のトレーニングが終わってから、つまり夜からとして、土曜日は1日かかって1リットルとした。ちなにみ、水曜日、木曜日は1日6〜7リットル、水曜日までが5リットル程度だから、少し増えた程度で、金曜日は結果的に5リットル前後だったと思う。トレーニングは土曜日の午前中まで、タニングは木曜日が最後である。土曜日は移動日で新幹線で2時間半の行程だが、新幹線の車内も結構乾燥しているので、ここでもそれなりに水は抜ける。カーボローディングは、水曜日、木曜日にカーボを少なくして(それでも1日あたり100グラム弱は摂っていたと思う)、金曜日の朝からローディングを開始。1日に600〜700グラムといったところ。体重は木曜日の夜で62.8kg。で、結果どうなったかと言うと、土曜日午後3時、出発前の体重が61.8kg。見た目の仕上がりにはまったく変化なし。水が抜けた分だけ、単純にしぼんで終わりであった。

反省:5 仕上がってないときの水抜きは弊害ばかり。

 水抜きに至る前の段階、つまり残り1週間の時点になっても絞りきれていないということは、その前の週まで絞る方向のダイエットを続けていたということだ。残り3週間のあたりから使用重量が落ち始めた。その前も怪我による低下はあったが、このときは明らかにダイエットが原因の重量低下である。こうなると筋量が落ちる。2週間の間にあっという間に筋量を失い、この3年間で得たものをすべて失ってしまった。そして、仕上がりはまったく進まない。理想的には、この急激な筋量低下が始まる前に仕上げ、その後はハイ・カーボの時期を過ごす。そして、2〜4日ロー・カーボの期間をおいてローディングを行うのが良いのだと思う。(ただし、最後の筋量低下を経ずに仕上げることが出来るかどうかは分からない。)それはつまり、前半の失敗を後半取り戻すことはできない、ということも意味している。後半にいくにしたがって、体力を失い、疲労が蓄積していくのだから当たり前といえば当たり前だが。

反省:6 前半の失敗は取り戻せないのだから、前半は全力でやらなければならない。

反省:7 カーボ・ローディングはハイ・カーボ、ロー・カーボ、カーボ・ローディングの順に行う。

 再び水抜きの話に戻るが、昔はとにかく抜けば抜くほどいいとばかりに、サウナに行ったり、ポタシウムを大量摂取したりしたが、抜くほど良い訳ではない。要は皮下に水が溜まらなければ良く、筋肉細胞内には水と言わず脂肪と言わずカーボと言わず、あればあるほど良い。とすれば、抜けば抜くほど良いとばかりに抜きすぎるのは不合理だ。ウォーター・ローディングを逆にやるのはそのためなのだろう。

反省8: ウォーター・ローディング、その心は抜きすぎず、スピリングを起こさず。

 先週の月曜日と今日、腰を痛めた。右肩の痛みも引いていかない。これまでの無理がすべて出ている感じだ。来週からトレーニングを再開しようと思っていたが、再開まではまだ時間がかかりそうだ。