2005年11月5日 再開

  11月1日、まだ風邪が治りきっていないが、待ってられるかと思ってトレーニングに行った。楽しくトレーニングしたし、帰ってきてから爽快な疲労感があった。それでも鼻汁が出続けて苦しかったが(もともとアレルギー性鼻炎なので、風邪を引くと鼻汁が長引く)、今日になってそれももういいようだ。ようやく、風邪が治ったと言える状況になり、トレーニングの再開を宣言できる。コンテスト後、トレーニングを再開したのは10月11日からだった。右肩の痛みが引かないままだったが、もうこれ以上待っても症状が改善するとは思えなかったので、見切り発車した。ところが一巡したところで、風邪を引いて10日空いてしまい、また最初からやり直しになっている。
 コンテストを取るか、今の仕事を取るかという状況に変わりは無い。変わったのは、職場での立場が変わってストレスがきつくなったこと、夜の付き合いが増えたことだ。いずれ誰しも加齢には勝てず、カタボリック優位の身体になる日は避けられない。その日が来たと判断したならば、無駄な脂肪をつけずに、筋量を増やすのではなく減らさない生活、トレーニングをしようと思っていた。なぜなら、その状態になったならば、減量に伴って筋量をロスすると取り戻せない恐れが強いと思うからだ。何しろ、基本がカタボリック優位なのだから。今、コンテスト出場を考えにくい状況になって、年齢的にはまだ筋量を増やすことが出来ると思うが、そうしたやり方をすることにした。
 とにかく間が空いたし、右肩の痛みは引かないしで、使用重量も軽くし、セット数も半減させている。自分が考えている以上に筋力は落ちていて、特に肩に負担のかかる種目で顕著で、驚くなかれベンチ・プレスなど70kgが挙がらない。そして、そのことに対してまったく焦りも感じなくなっている自分に2度ビックリである。
 今は3分割で週2日のルティンだ。使用重量がばかばかしく軽いからインターバルが短い。大腿、カーフと下半身全部やっても1時間に満たない。だんだんレベルが上がってくるとそうは行かなくなるだろうから、4分割週3日にしようと思う。
 なに、焦ることは無い。まだ時間はある。いつか風向きも変わるだろう。そのときまたステージに戻るさ。