2000年2月29日 お粗末!

  あ〜、お粗末っ、ニ連発!
  お粗末NO.1、前金融再生委員長。あまりにお粗末なのでノーコメントにしておこうと思ったけれど、翌々日にNO.2が出現したので言及する。これは金融がどうのこうの言う以前の問題だ。まさに青木官房長官のお説の通り。自民党の代議士のメンタリティーなんてこの程度ってこと。こんなヤツを閣僚にしたりするから投票率が落ちるんだ。それでますますこんな代議士が増えていくという悪循環になる。投票には行くべきだ。ところが投票したい候補がいない。だから、一歩進んで選挙に立つ必要がある。選挙に経費がかかるのは分かるが、こんなザマが続いているようだと立候補の供託金など廃止する方がいいのではないかとさえ思う。もちろん、廃止したら収拾がつかなくなるのは明白なのでそうもいかないだろうが(手段としての良し悪しは別にして、一定以上の人数の支持がないと出れない縛りとして機能している)。
   お粗末NO.2、新潟県警本部長、関東管区警察局長。二人ともマージャンが好きなのね、としか言いようがない。監察する立場の者とされる立場の者がその当日に一緒に酒席を共にするなどあまりに時代錯誤だし、警察という組織を取り巻く現状を正しく認識できていない。ただ、マージャンというゲームの性質とこの二人の立場の違いから言って、私は国家公安委員会の結論は少しおかしいと思う。マージャンは一人でも面子が欠けるとできなくなる。四人のうち誰かに急用ができたとき、その場を仕切る立場にいた人がやめると言うか、残りの三人のうち少なくとも一人がやめることに同意しない限りやめれないゲームなのだ。二人の立場から言って、本部長の方からはやめると言い出せないのでないか?局長が本部長に帰るように言ったとすれば、そこでお開きになると思うのだが。それがならなかったということは、国家公安委員会の結論を尊重するなら、この二人よっぽどマージャンが好きだったんだろうな。
  それにしても、四百年に一度の今日、その記念すべき独白がコレかい・・・。