2000年4月23日 USEN440
USEN440をようやく解約した。平成7年7月に契約したから5年近く保有していたことになる。その間毎月6,000円払っていたのだが、現実に利用したのは通算でせいぜい数ヵ月だろう。聴くときは聴くのだが、聴かなくなると半年以上聴かない日が続く。ずいぶんと効率の悪いことをしたものだ。今となっては月額6,000円などというべらぼうな金額では新規契約獲得は難しいだろう。現に3,000円で120チャンネルなどという業者もいるし、CSやCATVにも音楽専門チャンネルがある。
この5年間に2回引越しをしている。今のアパートには実家から引っ越してきたのだが、そのときUSEN440は約束の工事の日に来なかった。結局、催促して翌週になったのだが、私は丸一日休日を無駄にしてしまった。その経験があるので今回は早めに行動を起こした。
3月3日解約の電話をした。解約は来月になり、料金は先取りだから3月15日の分は引き落としになるという。契約がそうなっているらしいので致し方ない。だが、どうせ聴かないのだから今月中に外しに来てくれと依頼した。来なかった。次の次の週に催促の電話をした。その週の金曜日留守電にメッセージがあった。翌週の水曜日(3月15日)に営業担当者がやって来て翻意を促したが、頑として解約すると言いきった。中途解約になるので今ここで即断できないが、解約の意志が固いことは分かったので期待に添うと言って帰った。それっきりまたなしのつぶてである。4月3日、どうなってるんだと電話した。担当に連絡させるという。連絡は来ない。4月12日、かなりいらついた調子で電話した。解約したんだ、いつ外しに来るんだ?平日何とかならないかと言う。ならん。それでは22日土曜日13時。分かった、待っている。
4月22日14時30分、まだ来ない。また電話する。15分後、ようやく来て外していった。ただし、屋内の設備を外しただけで、外から私の部屋のモジュラージャックまでの引き込みはそのまま放置していった。
解約を阻止しに来た営業担当者によると、この会社は7月までに第1種通信事業者の免許を取ってインターネット接続サービスに参入、株式を店頭公開すると言う。第1種ということは自らインフラを保有して通信業を営むということである。私は解約に2ヶ月近くかかった。私は転勤族なので内示(私の会社では辞令書などという経費の無駄はやらない。電話で、どこそこへ転勤だから行け、と言われるだけだ。)があれば2週間〜3週間で引越ししなければならない。こんな始末じゃ困るのだ。
アパートなど借家住まいの人、転勤族の人はUSEN440と契約するのはやめた方がいい。こんな会社に第1種通信事業者の免許は与えるべきでないと思う。郵政大臣にメールでも出そうかな。