2003年1月26日 スポーツ・アンケート

  このページの更新は半年振りだ。小説の方はもっとだけど。
  私が住んでいる市からアンケートが届いた。無作為抽出されたそうだ。正確な題名は忘れたが、スポーツに関するアンケートで、スポーツ振興策についてのアンケートである。
  「あなたは定期的にスポーツをしていますか?」してるよ。「どんなスポーツですか?」え〜と、器具を(マシン)使った運動?いや、マシンも使うけどさ。どっちかっていうとフリーウェイト・・・ま、いいか。「それは誰とですか?」え〜と、ジムで、ジムで・・・れ、れ、れ?これは何を選べばいいんだ?会社のクラブ?会社がこの競技に金も墨付きもくれるもんか。地域の人たち?ま、そう言えなくもないけど・・・小学校の学区がどうのと属性の欄に答えるところがあるところを見ると、この「地域」というのは向こう三軒両隣のことだから・・・友人・仲間?これになるか。別に友人と一緒に通っているわけではないけれど、仲間やな、仲間、仲間。「どこでやっていますか?」だからジム・・・無いか。あ、民間の施設。これだな、これ。
  なんだか答え難いなあ。
  「過去1年間にスポーツ・ボランティアをしましたか?」去年は自分が出場して裏方やってないから、やってません。「今後スポーツ・ボランティアをやるとしたら、何をやりたいですか?」競技運営の手伝い、しかできないや。指導ったって、指導して欲しいやつもいないだろうし。第一、本気で指導したら指導された方が2週間ぐらい筋肉痛で動けなくなるゼ。う〜む、ボランティアってか?ボランティア、ボランティア・・・あれをボランティアって言うかなあ?うん、まあ、弁当しか出ないんだしな。
  「地域のスポーツ・イベントに参加しましたか?」なになに?町内の運動会?そんなの行かないよ。「なぜ行かなかったのですか?」正直、行くヤツの気が知れないんだけどさあ。「地域住民との交流が少ない」ってことになるかなあ。今時もっと楽しいことがいっぱいあるからなあ。北朝鮮の美女応援団じゃあるまいし。
  「学校の施設を休日に開放していますが、利用したことがありますか?」ない。知らなかった。「今後利用しますか?」しない。私には使い物にならないものしかないよ。
  私の市には30万強の人が住んでいるのだから、このアンケートは万人向きに作ってあるのだろう。週に4日も死ぬ寸前までスポーツしているこの私が、こんなに答え難いとは。私がやっている競技は、やっぱりマイナー・スポーツの王者なんだなあ。世界チャンピオンになったって、メディアも取り上げないような競技に人生賭けてるだけで十分変人だ。その変人に万人向けのアンケートに答えてくれと言われても、集計する人が気の毒だ。
  最後に何でもいいから書けとあるから、学校教育の充実を要求しておいた。スポーツ科学や栄養学は日進月歩だから、1年も学習を怠るとフォローが難しくなる。今の教員はちゃんと学習してついていってるのだろうか?それに、部活のあり方も未だに前時代の遺物のようなものが残存している(バックナンバー「不健全だと思っていた」参照)。こと、体育については私の頃は論外だったが、現在どんな状況なのだろう?