2003年3月5日 後手後手すっとこどっこい

  ようやく、あのクソ遅いISDNをやめてADSLにした。ぶろーどばんど入りである。パソコンも新しくした。ところが、間抜けなことに新しいパソコンがネット接続できない。
 そもそも、パソコンの更新と通信契約の更新の順番が逆であった。まず、旧パソコンをADSL接続し、しかる後に新パソコンを入れれば問題なかった。これが逆になった。逆になると何が問題なのかって?それは、使っていたTAが某タコPCメーカー製であったことが大問題なのだ。この国内でトップシェアのタコ・メーカーは、サービスの悪いことでつとに有名である。私も長い間使っていたので骨身にしみている。
 さて、これまで使っていたOSはWindows98である。今度のは当然XPだ。今まで使っていたTAのドライバ・ソフトをXP対応のものに更新しなければならない。旧PCを使ってフロッピーにダウン・ロードした。TAはUSB接続で使っていたので、今度もUSBにしよう。で、フロッピーを新PCに挿入し、いんすとおる・・・あれ?ファイルがあらへんやないかい?ダウン・ロードしたソフトにはインストーラーと、インストールされるべきソフトの入ったフォルダが2つあり、1つがシリアル接続用、もうひとつがUSB接続用で、USB接続用のフォルダ名はそのものずばり「USB」になっている。「USB」フォルダの中には「×××××for USB」というファイルがあるはずである(とこのタコ・メーカーのサイトに掲載されているインストールマニュアルに書いてある)。ところが、フォルダ「USB」に入っているのは「×××××」というファイルである。つまり、シリアル接続用のフォルダに入っているのと同じファイルが入っている。案の定、インストールしてもシリアル接続になるから、接続ポートはcom1で、「モデムが見当たりません」である。
 実は、以前にこれと同じ目にあったことがある。同じタコ・メーカー製のCE機を買ったときのこと、インターネット上の情報によれば、付属CD-ROMの中にUSB接続にするソフトがあるという。そのフォルダ名とファイル名が出ていたので、付属CD-ROMをドライブに入れて開いてみたら、そのフォルダがある。フォルダを開いて、びっくり仰天、フォルダは空だったのだ。ネット上に入っていると情報の出ているファイルがないどころか、空である、空。
 TAはもともとUSB接続にしていたので、シリアル・ケーブルなんかない。いまさらシリアル・ケーブルを買いにいくのも嫌だ。というわけで、ADSL開通の日まで新パソコンは電源を入れることもなく放置する羽目に。馬鹿でかいミドル・タワーが2つもあるもんだから人が存在する空間が制限されて、邪魔くさくてしょうがない。その上、ぶち壊れた98をだましだまし使うことを強要される日々が続くのだ。
 ようやくADSLが開通し、とりあえず通信会社のサイトには簡単につながった。しかし、これはプロバイダーではないから、ここから他のサイトにはいけない。プロバイダーに接続しなければならないが、これがまた例のタコ・メーカーが経営しているプロバイダーである。何回やっても接続できないのである。「ユーザー名かパス・ワード、またはその両方が違います。」
違ってない!違ってないぞお!

 1時間も格闘したが、接続できない。仕方ない。サービスに電話した。おお、珍しく2回でつながったぞ。で、何がまずい?
なにいぃっっっ\ /#

ユーザー名の後に@×××.netが必要だとおっ!だったら切り替え受付のメールに書いておけ、くそったれめ。
 結局、サービスのおばちゃんの指導によって接続は果たしたが、いまだにパソコンは2台あるし、説明書は散乱しているし、プリンタとスキャナはインストールしてないし、フォント・ソフトもまだだ。ああ、もう、これだからパソコンの更新は嫌なんだな。