第５回全国アウトドアスポーツ
フェア メインフェスタ
７月２２日〜２３日の２日間↑のイベントが雄和町の秋田県立中央公園で開催されました。World
Games 2001
AKITAプレ・イベントとしてワールドゲームズフェアが同時開催され、主催は文部省、秋田県、秋田県教育委員会とありますが、現実に仕切っていたのは笹川スポーツ財団だったそうです。
秋田県立中央公園は秋田市の南隣の川辺郡雄和町にあります。秋田空港のすぐ近くでミネソタ大学秋田校のキャンパスも近くにあります。空港の近くということでだいたい想像がつくと思いますが、住宅密集地から遠く離れた山の中にあり、空港から直行しようとすると“関所”があって“関銭150円也”をふんだくられます（秋田エアポートラインという有料道路なのですが、有料区間の真中に料金所があって料金所を通過するときに料金を取られるので、まさに関所の感じです。できたときから評判が悪いです。）
秋田市からは空港に向かっていくことになります。四ツ小屋の秋田銀行御野場支店のある交差点を右折して後は道なりに真っ直ぐです。「秋田県立中央公園」と表示された石のオブジェのＴ字路を直進して例の関所を通過して行きます。
この公園はスポーツ施設が集まったスポーツ公園で陸上競技場、あきたスカイドーム、投てき場、テニスコート、運動広場、トレーニングセンター（体育館）などがあり、駐車場（無料）も十分にあります。球技場でフライングディスク、キャスティング、綱引き、ディスクゴルフコースではフライングディスク（ゴルフ）、スカイドームでは女子綱引きが行われます。（公園内の地図は公式サイトのプレイベントのページで手に入ります。）
私は２３日のお昼頃行ったのですが、ちょうど陸上競技場で冒頭写真のキャスティングの実演が行われていました。キャスティングは見ての通り釣り竿を使って投擲の距離や的当てを競う競技ですが、１９世紀の終わり頃フランスの貴族の考案によるスポーツだそうです。なんてことないように見えて、かなり難しそうです。力任せにやっても飛ばないうえに竿が折れてしまうことがあるそうで、真っ直ぐ飛ばせるようになるまで時間がかかりそうな感じです。その他フィールドではいろいろな競技の体験ができるようになっており、家族連れがめいめい好き勝手に遊んでいました。
トレーニングセンターでは室内競技の体験教室が行われていました。トランポリン、柔術、パワーリフティング、ボウリング、ビリヤード、ダンススポーツなどです。見たときはデモは行われていませんでした。
この日もとにかく蒸し蒸しで、汗だくだくになりました。まあ、梅雨末期なので仕方ありません。秋田は６月の中旬から７月の下旬にかけてが梅雨時ですが、６月中はあまり雨が降らずむしろかんかん照りの日が多いくらいです。７月に入ってから雨が多くなり、末期に豪雨が来ます。昔は土崎の港祭り（曳き山祭り・７月２０日〜２１日）になると梅雨明けと言われたものですが、最近はもう少し遅いことが多くなりました。夏は短いのですが、暑いです。東北だからとなめてかからない方がいいです。普通は７月の末からお盆の頃までで夏は終わりなのですが、去年は酷暑で海の日のあたりから３０日以上にわたって真夏日が連続しました。通常、ワールドゲームズが開催される８月１６日〜２６日は残暑から秋に向かう頃なので、暑いは暑いのですが乾燥してさわやかな気候に向かいつつある時期になります。それほど不快なことはないはずです。
