本荘マリーナ海水浴場

(ビーチハンドボール)

  本荘マリーナ海水浴場は秋田市の南、本荘市にあります。本荘市は由利郡に取り囲まれるようにしてあり、日本海に面しています。秋田県のなかでは温暖な地域で、また電子部品工場の集積があります。
  一般に秋田県を地域に分ける場合、秋田市を別格にして、中心となる市と隣接する郡によって9つに分けます。さらに大くくりにする場合は県北、県央、県南の三つに分けます。ところが、秋田県は南北に長い長方形でありながら、県央というのが南北方向に真中にあるわけではなく、南の端は山形県との県境の町、象潟町まで含みます。これは秋田市の南に隣接する由利郡という郡が海岸線沿いに南北に長いためです。したがって、県央というのは「南西秋田」、県南は「南東秋田」というのが事実に近いです。
  秋田県内の国道7号線は岩城町〜象潟町間は基本的に海岸線沿いを行きます。(秋田市から南下した場合)本荘市松崎のあたりで海岸線と別れて少し内陸に入り、しばらくは山間の道が続きます。そして途中また海岸線に出たあと、再び少し内陸に入って海が見えなくなります。
  プリマハムの工場のあたりが坂の頂上で、そこから本荘市街の外縁に下っていくことになりますが、そのとき眼前に突然鳥海山が現れます。天気が良ければ、ハッとするような眺めが楽しめます。
  本荘市の街中は7号線から東(山側)に少し入った子吉川沿いにあるのですが、本荘マリーナは逆に西(海側)に行きます(あたりまえですね)。7号線から海岸まではそれほど距離はなく、かえって本荘市街の方が距離があります。マリーナに曲がるポイントは二つあって、秋田市に近い側はコンビになどがある交差点です。もちろん、マリーナの表示も出ています。7号線から外れると、しばらくは商店などがありますが、その先は砂防林の中のワインディングになります。見通しが利かない上に、改造車にのったガキがセンターラインを超えて飛ばしてきますから注意が必要です
  冒頭の写真でお分かりのように、別に何の変哲ない海水浴場です。駐車場は舗装されていて休憩所の建物や、東屋があります。油断していると砂に征服されてしまうような印象です。で、振り返ると砂防林が延々と続いています。
  本荘マリーナは海水浴場の南端にあります(マリーナの北側が海水浴場、というのが正解か?)。マリン・スポーツはからっきしなので良く分らないのですが、秋田市にもマリーナがあり、秋田市のマリーナはガラガラに空いているとある人が言ってました。そのうえ岩城町に島式漁港(バックナンバー会場案内、ライフセービング(ビーチ)参照)をつくって、レジャー兼用にしようというのだから、門外漢の私でも供給過剰なのではと思います。本荘マリーナがガラガラなのかどうか私には判断がつきませんので、写真を見て判断してください。
  なお、ビーチハンドボールは公開競技です。

交通
  秋田市から国道7号線を南下、制限速度+で1時間強です。JRは羽越線羽後本荘駅下車ですが、駅からはかなりあります。秋田駅〜羽後本荘駅間で長距離バス(羽後交通)もありますが、1時間に1本程度のダイヤです。
  7号線から海側に曲がるポイントは以下の周辺地図3枚を参照してください。

周辺地図(マクロ)  周辺地図(ミクロ)  周辺地図(交差点拡大図)