秋 田 空 港
秋田空港は秋田市の隣、河辺郡雄和町にあります。上の写真は空港ターミナルビルですが、その向側(写真の右側)に駐車場があります。県外からお越しの方には関係ないでしょうが、駐車料金は1日500円です。
旧秋田空港は秋田市内の新屋地区にありました。現在跡地は自衛隊の演習場や射撃場、風力発電施設などがあります。海に近く、冬は強風でよく欠航したように記憶しています。そんなわけで、現在の秋田空港は山の中にあります。当然、市内からは遠くなり、車で1時間弱の距離です。なお、鉄道などはありません。
転勤族の方々が秋田に移動を命ぜられて秋田空港に降り立ったとき、到着ロビーを一歩出て見る風景に愕然とします。「アア、オレハ ヤッパリ サセン サレタノダナ・・・」
とぼとぼとリムジンバス乗り場に向かい、大きなバスにわずか数人の乗客とともに乗り込みます。バスは空港を後にすると、山の中の一本道を走り出します。道々、気持ちはますます落ち込みます。なぜなら、いけどもいけども山の一本道、トンネルを抜けると、そこもまた山、山、山・・・挙句の果てに道路の左側には悠久の大河が流れ始める始末。ようやく下山したと思ったら、今度は見渡す限り田んぼ・・・ようやく街に出たと思ったら、あっという間に通り過ぎてしまう。
という風景が30分も続いた後で、突然市街地に出ます(マクロマップの国道13号線との交差点)。なあんだ、ちゃんとそれなりに街じゃん、となります。
到着ロビーを出ると真っ直ぐ出口で、出口を出て左に行くとタクシー乗り場、リムジンバス乗り場があります。到着ロビーの右側にはレンタカーのカウンターがあり、さらに進むと航空会社のカウンターが並んでいます。
出発ロビーは2階で、土産物店やレストラン、喫茶店なども2階にあります。
正面がガラス張りで搭乗待合室、左奥が土産物屋でその右(左の写真の右端、暗くなっているところ)がゲートで、ゲートは一つしかありません。土産物店は秋田県観光物産公社が経営しており、一通りのものは揃います。観光物産公社の店はアトリオンにもあります(アトリオンについてはBACK NUMBERS「秋田駅〜秋田市中心街、WGショップ」を参照してください)。
交 通
秋田空港から秋田市中心街に向かうにはリムジンバスかタクシー、ジャンボタクシーあるいはレンタカーでということになりますが、一般的にはリムジンバスでしょう。料金は片道860円、所要時間は約1時間で、ダイヤは東京便の発着に合わせてあります。「秋田駅東口行き」と「秋田市内行き」があります。「秋田駅東口行き」は読んだ通りの場所に行きます。一方、「秋田市内行き」の方は秋田駅には行かずに、県庁に向かいます。どちらにするかは目的地次第ですが、間違ったところでさほど問題になりません。秋田駅〜県庁間はひっきりなしに路線バスが走っています。
タクシーを使うと秋田駅まで小型車で7,400円かかりますので、お金持ちでない人はちょっと・・・そのぐらいならレンタカーを借りてしまった方がいいのでは。また、ジャンボ・タクシーというのは秋田市内の特定のホテルの玄関口までつけてくれる乗合タクシーで、今年の9月から運行予定となっています。料金は一人一律1,300円で東京便の発着に合わせて運行、予約が必要のようです。(まだサービスが開始されていませんので、詳しいことはまた後ほど。)おわび:以前ジャンボタクシーは今年の7月からサービス開始としていましたが、9月からの誤りでした。訂正しておわびいたします。